2025年6月25日(水)、本学の心理学演習室にて、和歌山県多様な生き方支援課が企画・運営される「地域働き方・職場改革ワークショップ」のキックオフミーティングが行われました。当ワークショップは、これから社会に出る学生の意見を引き出し、地域の「職場」の実情と解決策を互いに考えることを目的としています。
今回は和歌山県内の企業6社、和歌山労働局、和歌山県職員の方々と、和歌山大学の学生5名、和歌山信愛大学村上ゼミ所属学生7名、合わせて約30名で活動に参加しました。
初めに、国の最新データを用いて参加者の間で、現状についての共通認識が図られました。最優先されるべき課題事項として、「ジェンダー平等(男女共同参画)の視点から見た魅力ある地域づくり」が挙げられていることが共有されました。
アイスブレイクで親睦を深めた後、第1回目のワークショップに向けてグループワークを行いました。まず、「こんな職場は選びたくない」について、続いて「こんな職場を選びたい」をテーマとして、それぞれ個人で意見を付箋に書きだした後、書いた内容を発表しながら似た意見は近くになるよう大きな紙に貼っていきました。他の意見を見てさらにひらめきを追加するという方法で意見を共有し合いました。参加者は、少数意見も大切にしていました。これらの様子から、様々な世代が互いを尊重しながら協働することの大切さを実感しました。
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