2025年11月4日(火)、和歌山市のホテルアバローム紀の国にて「わかやまジェンダー平等プロジェクトシンポジウム」が開催されました。またその中で「令和7年度わかやまジェンダー平等推進アワード」表彰式が行われ、本学の継続的な取り組みが受賞しました。
和歌山県ではこれまでに、女性が継続して働き活躍できる職場環境の整備を進め、女性が職場でその能力を十分に発揮できる和歌山をつくるため、企業や団体による「女性活躍企業同盟」を設けて働きたい方が安心して働くことができる環境整備に取り組んできました。そして今回、女性活躍企業同盟を改組し、新たに「わかやまジェンダー平等プロジェクト」としての取り組みが始動しました。
この「わかやまジェンダー平等プロジェクト」という名称は、本学の学生の意見が反映されたものとなっており、女性活躍を含むジェンダー平等が進み、誰もが居場所と出番のある社会へと和歌山県全体で推進することを目標としています。

シンポジウムは、以下のように三部構成で行われました。
(和歌山県HPより)
【第一部】 「わかやまジェンダー平等推進アワード」表彰式
<受賞者>
◎株式会社アワーズ
◎トランスコスモス株式会社
◎和歌山信愛大学
【第二部】基調講演
講師:独立行政法人国立女性教育会館 理事長 萩原 なつ子 氏
テーマ:「地方から進めるジェンダー平等 ~共に創る未来社会~」
【第三部】第1回 地域働き方・職場改革ワークショップ
講師:株式会社ワーク・ライフバランス コンサルタント 大畑 愼護 氏
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▶ 表彰式
受賞者の方々や和歌山県下の様々な企業の方が参加しました。本学からは、学生1名と卒業生2名が大学を代表して表彰式に参加し、受賞した3団体とともにメッセージを述べました。
宮﨑泉 和歌山県知事は、「和歌山県では、まず現在75%の男性育休取得率を100%にすることを目指す等、これからもジェンダー平等プロジェクトを後押ししていき、素晴らしい和歌山県となるように取り組んでいきたい」と述べました。
▶ ワークショップ
社会人と学生がグループになり、「こんな職場なら働きたい」、「こんな職場なら働きたくない」といった観点で意見交流が行われました。参加した本学学生と卒業生は、居場所と出番のある職場について検討するための良い機会になったと語っていました。
▶ 本学受賞者3名のメッセージ
この度は、和歌山信愛大学のジェンダー平等推進に向けた取り組み評価していただき、光栄に思います。人権啓発センターの方々をはじめ、地域の皆様のご支援のおかげでとこの度の受賞となりました。改めまして、地域の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今回の受賞については、ゴールではなく、誰もが居場所と活躍の機会のあるジェンダー平等の社会に向けて、和歌山信愛大学が新たな歩みを始めるスタートに立ったと思っています。これからも一人ひとりを大切にするという建学の精神を卒業後も地域社会で発揮し、社会的責任を果たせるよう大学関係者一丸となって歩みを進めたいと思います。



