2024年11月24日(日)、和歌山城ホール4階大会議室にて、和歌山信愛大学と和歌山県、及び(公財)和歌山県人権啓発センターとの共催事業として、大学生主体による人権啓発イベント「地域の中の誰もの居場所~私もこども食堂へ行っていいの?~」が開催されました。村上凡子教授のゼミ生と原康行准教授のゼミ生が主体的に企画運営した人権啓発イベントは第3回目を迎え、今回は50名を超える方々にご参加いただきました。
第1部は、講師の湯浅誠先生(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)によるご講演でした。講演は参加者とのやりとりを交えながら進み、こども食堂のもつ「皆がつながる居場所」としての役割、それらの居場所で生まれる多世代交流を通した地域づくりが心身の健康にもつながること等を示していただきました。本学学生にとってもこれまでの学びが深まるものとなりました。第2部は湯浅先生と本学学生4名による対談が実施され、活発な意見交換がなされました。最終回となる本イベントも、大変実りの多いものとなりました。
すべてのイベントを終えて、学生たちは、これまでの人権啓発イベントの企画運営の過程で培った学びを、誰もの人権が尊重される社会の実現に向けて、社会に巣立った後もそれぞれの場所で活かしていこうという志を、改めて共有しました。